blog

中小企業は格付けを気にする必要はない?

2016/10/10

大阪の 税理士 公認会計士の大槻です。

民間金融機関からの借入いわゆる「プロパー融資」は格付けに大きく影響されます。

しかしプロパー融資以外の調達手段として、信用保証協会付融資(マル保)と日本政策金融公庫の融資があります。

いずれも国の機関なので、民間の金融機関ほど格付けに縛られてはいません。

もちろんしっかりとした審査をしますが、決算内容だけで機械的に判断はしません。特に日本政策金融公庫は取引実績を重視するため、既存借入の返済状況が良好であれば格付けが低い企業であっても新規融資を出すケースはあります。

中小企業のうち、年商3億円未満の企業が90%を占めるといわれていますので、ほとんどの中小企業は政府系の金融機関が用意する無担保保証枠で用が足ります。したがって過度に格付けを気にする必要はありません。

細かな指標などを気にして格付けを上げようとするよりは、しっかりと利益をあげることに専念し、まずは税府系の金融機関と丁寧なお付き合いをすることも大事です。