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融資は「格付け」で決まります

2016/07/19

企業から融資の申し込みがあったとき、銀行が融資を行うか否か、行う場合はどの程度の金利を設定するか、その判定基準となるのが「金融検査マニュアル」に基づいた企業の格付けです。
格付けは「定量的評価」と「定性的評価」の2種類の評価で行われます。

・定量的評価
 決算書の分析結果をもとに、安全性・収益性・成長性・返済能力などを評価したものです。

・定性的評価
 経営者の姿勢など、数値化できない評価です。たとえば市場規模、競合状態、業歴、経営方針、競争力、シェア、経営基盤、従 業員のモラル、経営者の個人資産などから評価されます。

 定性的評価はあくまで救済的、補完的役割であり、メインは定量的評価です。経営方針や従業員がどれだけ素晴らしくても、財務内容が悪ければ格付けは上がりません。
 また決算書の分析結果に疑問や懸念が発生すれば、銀行は企業に対して質問し、納得のいく説明を求めます。このとき、企業側が十分な説明やその根拠となる資料などを用意できず、銀行の疑問や懸念が解消できなければ、格付けは下がってしまいます。