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銀行が嫌う5つの勘定科目

2017/02/19

1.貸付金

貸付金が計上されている場合、銀行が本業のために融資したお金が事業とは無関係のところで使用されていることにより、非常に問題視されます。また、会社の預金を自分のお金と区別せず、好き勝手に引き出す社長であれば、必ずこの貸付金が決算書に上がってくることになります。その他、使途が不明瞭な支出や会社の利益を上げるために費用に計上せず、貸付金として計上するケースもあります。

2.仮払金

仮払金という勘定科目も、本来の目的以外に貸付金と同じような理由で計上される場合があり、金額が大きくなるとその計上理由、根拠の説明が必要になります。

3(増加する)売掛金

業績が好調で売上が順調に伸びていれば売掛金も当然年々増加します。この場合は全く問題ありません。問題なのは業績好調と見せかけるために粉飾決算をしている場合です。架空売上を計上していないか、売掛金は本当に回収できるのかが問題視されます。

4(増加する)棚卸資産

売掛金と同様、売上が伸びれば在庫も増加します。売上も増えていないのに不自然に棚卸資産が増加している場合は、架空在庫の計上、不良在庫の存在が問題視されます。

5開発費

開発費とは、新市場を開拓するための市場調査費、企画調査費、広告宣伝費、コンサルタント料など、本来の売上につなげるために投入した資金です。支出時は通常経費として処理されますが、開発費は将来の売上を獲得するための支出として、資産計上したものです。しかし開発費として資産計上できる範囲が非常にあいまいで、そのあいまいさを利用して利益を増やすためのものではないかと疑問視されるのです。開発費という勘定科目に限らず、要は支出した費用がなぜ資産計上されているのか、合理的に説明できるようにしておく必要があります。